3Dレーザー加工機
最新式3次元レーザー加工機【Mazak-3DFABRI-GEAR400Ⅲ】
2020年1月、和歌山工場でマザックの3Dファブリギア400Ⅲが稼動開始しました。
3Dファブリギア400Ⅲはφ400までの鋼管、□300角管、チャンネル材、アングル材など、長尺鋼材のレーザー加工を行う設備です。制御される軸数は40を越え、複雑な形状も3次元稼動するレーザーヘッドで精密に切断加工していきます。
仕様
形状 | 丸パイプ | φ20~φ406.4 |
角管 | 20x20~300x300 | |
L型鋼 | 20x20~254x254 | |
H・I型鋼 | 20x20~300x300 | |
溝型鋼 | 20x20~300x140 | |
最大加工長さ | 12200mm | |
ワーク材質 | 軟鋼、ステンレス |
加工の種類
角型鋼管
穴開け、切断、角度切りだけにとどまらず、部分切断、開先加工にも対応が可能です。 |
パイプ
スリット加工やほぞ穴など、位置決めの加工なども行えます。 |
形鋼(H鋼・チャンネル材)
型材内側のえぐりや部分抜き、開先加工など、従来の加工機では難しいとされてきた形状の加工が可能となります。 |
複雑構造体
複雑な構造のフレームに用いられるパイプ材などは、従来結合箇所は単純なボルト留めであったり結合用の部材を別途設けるなど様々な制約がありましたが、3次元切断が可能になったことで複雑形状が簡単に構築することが出来、部材の製作だけでなく現場作業においても時間短縮の効果が期待できます。 |
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